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人と会うときに心がけたいこと3つ

独立して以来、新しい人と話す機会が増えています。いろいろと仕掛けをしないといけない時期なので、僕のほうからいろんな方にアプローチすることも多いのですが、ありがたいことにSNSなどで「いまバンコクですがご都合いかがですか?」「これからタイに進出するのですが会えませんか?」と言ってくれることも格段に増えました。これも今までにない刺激で楽しいです。

色々な方とお会いしていて、「いい打ち合わせだったなぁ」と思うMTGには共通点があるな、と感じます。自分もできる限りそうありたいな、という想いも込めて、今日は打ち合わせに臨む姿勢を3つほどまとめておくです。(なお、単なる飲み会とかそういうシチュエーションはこの対象には含まず、どちらかというとビジネスっぽい情報交換の打ち合わせのイメージです。)



(写真はイメージです笑)


1.相手に話したいこと、聞きたいことを準備しておく

もちろん会う前なのでどんな話になるかは想像するしかないわけなんですが、プロフィールなどから想像して「こういう仕事をしているんだったらこういうコラボができそうだな」とか「彼の専門分野からこういう知識を得たいな」とか、事前にできるだけ頭を回しておきたいものです。「お会いするにあたって聞いてみたいなと思ったんですけど・・・」とか「ちょっと事前に考えてみたんですが・・」という言葉が相手から出てくるのは嬉しいものです。特に人生の先輩にあたる方ほどこういう事前の思考をしてくださる傾向があり、さすがだなぁ、うれしいなぁ、と思ったことは何度もあります。僕も見習うよう心がけています。


2.メモを取りながら話す

これは基本ですが、カフェなどでの面談だとついつい「ちょっと硬くなるかな?」とか遠慮してしまいがちです。でも、優秀な人ほどやっぱりメモを取る傾向にあります。メモを取ってもらえることは、相手にとってもうれしいものだと思います。また、相手がどういうキーワードをメモしたのかがわかると、どういう情報が相手にとって価値があるのかを理解することができます。つまり「相手と自分との共感の接点」が良くわかるのです。そのキーワードをもとに話を深めていけばさらに会話が有意義なものになりますから、メモを取ることはお互いにとってプラスだと思います。


3.本質を突いたチャレンジングな質問を投げる

僕のようなビジネスをしていると「どういう企業があなたの商売にお金をはらうんですか?」「この市場で本当にそのサービスにお金を払ってくれるんですか?」と、初対面なのになかなか痛いところを聞いてくれる方が時々います(笑)。でもこういう本質を突いた痛い質問は、相手にとって非常に価値があると思います。なぜなら初めて自分のことを知ってくれる第三者の視点は将来顧客の視点とも言えるわけで、そういった顧客の立場から見た率直な違和感や疑問にどう答えるか、そこに思考が通りきっているか、がビジネスの成功に直結するからです。痛い質問は一瞬「うぐっ・・」となりますが、でも「聞いてくれてありがたい」と思う人が多いのではないでしょうか。

僕もたとえば(この商品の品質は高いな・・でも価格が高いな・・この値段じゃ売れないんじゃないかな・・)とか内心思う場合は、「この価格はどうやって決めたんですか?」と聞いてしまったりします。そこでの答え方を見ると、そのビジネスがうまくいくかどうか、がかなりわかります。難しい選択でも確信をもって実行するのと不安を持ちながら実行するのでは結果が違ってくるからです。ちなみに答えを聞くときは、「答えそのもの」だけではなく「答え方」を見るのが大事です。それで思考が通っているかがわかります。お互いのビジネスをより良いものにするために、本質を突いたチャレンジングな質問を、一つでいいので投げてみたいものです。


ということで、今日は人と会うときに心がけたいこと3つ、でした。そんじゃーね!