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起業、人事、アジア、などなど

2013-01-01から1年間の記事一覧

キャリアか、家族か。

キャリアか家族か、ということについて考えさせられたブログ。http://blog.ladolcevita.jp/2013/12/05/good_to_be_together/ キャリアがどうでもいいとは思いませんが、家族という一番大事なものを犠牲にしてまで追うほどの価値があるものでもないと思います…

子供の学芸会をビデオに取るべきか?イマココを大切に

先日、いわゆる子供の学芸会的なものに参加してきました。シンガポールの幼稚園らしく、英語の歌なんかもあり楽しめたのですが、パパ連中はビデオ片手に必死で撮影、というのがお決まりの風景。こだわる人は三脚まで用意して。私もご多分にもれず、わが子の…

アウトプット重視派とインプット重視派

更新頻度が落ちてしまっている本ブログですがもう少しペースをあげようと、多少ゆるいエントリーでも投稿していくことにしました。スマホにはてなのアプリも入れてみました。ブログというのは自分にとって貴重なアウトプットの機会で、書くことと考えること…

「おもてなし」はなぜ響いたのか〜海外ビジネスに見る「言語」と「価

東京オリンピック招致のプレゼンで、滝川クリステルさんの「おもてなし」が話題になりました。世界に誇れる日本の価値観の一つが、文化の壁を越えて、オリンピック委員の心を揺さぶったとも言われています。今日は、「言葉や文化の壁を越えて、価値観を伝え…

リーダーシップに必要な「直感」と「わがままさ」

(FBポストからの転載です)魅力的なビジョンを描けるリーダーにどうやったらなれるのか?をよく考えるわけですが、いろんな人を見ていると、2つくらい大事だと思ってます。ひとつは「考えすぎない」こと。もっと言うと「バカになる」こと。 「論理」と「感…

秀逸だった安倍首相によるオリンピック招致プレゼン(英語)

東京オリンピック開催決定、おめでとうございます!日本チームのプレゼンが秀逸だったと話題になっていますが、英語学習の観点でも参考になるものでした。実は、英語初級者〜中級者の英語上達の秘訣に「しっかりした英語を話す”日本人”を参考にする」という…

「やりたいことを探す」ことと「周りに流されること」

先日、学生の方の前で話をする機会があった。最近ときどき学生の方と接するのだけど、「とりあえずコンサル」「とりあえず総合商社」みたい人が多くて、へぇと思って志望動機を聞いても全然響かない。それってどうなんだろうと正直感じて、そういう人に「と…

代表的アジア人?

代表的日本人(Representative Men of Japan =西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮)が日本人のリーダーシップについて考えさせる名著であるなら、「代表的アジア人」を探してみたいなぁ〜と妄想する。もっとも、アジアはまったく一様ではないし、…

海外就職を目指す前に

最近、学生の方からコンタクトを頂くことが増えてきました。なぜ僕に?とも思いますが、せっかくコンタクト頂いているので僕なりの意見をお伝えするようにしています。一番聞かれるのは、「グローバルで活躍できるビジネスパーソンになりたいんですが、どう…

シンガポール独立記念日 リーシェンロンスピーチ(全文翻訳)

8月9日はシンガポールの独立記念日でした。毎年恒例のパレードや花火があり、そして首相のメッセージがリリースされました。移民問題で揺れるシンガポールですが、様々な国民感情に配慮した優れたメッセージだったと思います。全文翻訳をしてみましたので以…

「リーン・スタートアップ」からの学び

1年前、事業を創るにあたって手に取ったこの本、『リーン・スタートアップ』。シンガポールからタイへ、2か国目のビジネスを考える上で1年ぶりに見直すと、改めて自分にグサグサと突き刺さる感覚があります。いずれも当たり前の事ばかり書いてあるようで、…

Nationalityを活かしたリーダーシップ、という考え方

リーダーシップの開発は自分自身を深く理解し、自分らしくあることから始まるとすると、深い自己理解の根源にあるのは民族性、国民性である。Laurent(1986)は、”Nationality"は他のどんなcharacteristicと比べても最もマネジメント能力に影響を与える要素…

翻訳も仕事も「不実な美女」であるべきだと思う

しばらく前に「東京オリンピックのサイトがヤバイ」と話題になりました。東京オリンピック招致のサイトが海外で酷評されている訳この指摘の中には「国内向けのコンテンツを単純に翻訳するな」というものがあり、恐らくそれは正しいのだと思います。誰に伝え…

言語より非言語ってのはグローバル文脈ではそもそも当たり前なのかも

あるシンガポーリアンに、「日本人ってのは本当に文字でいっぱいの資料作るよね〜!!」と言われて以来、極力文字を減らすようにしている。文字で一杯のパワポを5枚書くより、たった1枚の写真を見せた方がメッセージが伝わることは沢山ある。自分の場合、英…

「企業と人材」に掲載頂きました

さて、ちょっとした宣伝ですが・・先日「企業と人材」に記事を掲載頂きました。カンボジアで活躍する大野さんを訪ねた際に、シンガポールでの活動の様子を取材したいと仰っていただいたのがきっかけ。私としても弊社の宣伝にもなるので大歓迎、ということで…

アービトラージ(Arbitrage)≠付加価値

【アービトラージは付加価値では無い】昔からずっと思っているんですが、最近またよく思うので書き残しておきます。言いたいことは、「個人がアービトラージ(裁定取引)でビジネスをすることはあまり好きではない」と言うことです。アービトラージとは所謂…

「ケースのリアル化」と「リアルのケース化」

ビジネススクールでおなじみの「ケースメソッド」。ケース(事例)を通じて、そのシーンを疑似体験することでリーダーとしての意志決定の訓練をする。その際のポイントは、「常にそのケースの主人公になったつもりで考えろ」だ。つまり、「ケースをリアル化す…

「発信力」を高める上で大事な3つのこと

最近、私の周りでは「発信力」がキーワードです。SNSによってビジネスパーソンが「個人メディア」化したことで、「発信」できる能力の重要性は増しつつあります。SNSで発信をする前にリアルで良い仕事をすることは自明ですが、一方でSNSでの発信の仕方につい…

グローバル人材に必要なたったひとつの英語スキル

最近よく「英語ってどうやったらできるようになる?」とよく聞かれるので考えをまとめてみます。僕も別に「英語ができる」とは思いませんが、なんとか海外で仕事をしている状態ではあるので、お伝えできることは何かしらあるかと思い書きます。若干大げさな…

組織における「信頼」というインフラにどこまで依存すべきか、につい

今日は前職時代の懐かしの皆さんと語り合うひととき。そんな中でも色々考えさせられる時間でした。話の流れで外資系企業の「退職勧告」の話題になって。ある大企業では金曜日の夕方に予告なく呼び出されて、その場でクビを宣告され、そのまま警備員とともに…

海外赴任と人材育成効果について考察してみるよ

シンガポールに来てからというもの、多くの海外赴任者(駐在員)の方々との交流があります。よく海外赴任者はよく育つ、と言われますが、改めて皆さんを観察してみて、「人材育成の絶好の機会」だなぁと思うわけです。今日はこんな効果がありそうだ、という…

MALLワークショップ「地に足をつけてグローバル人材育成を語ろう」に

MALL:経営学習研究所の「地に足をつけて、グローバル人材育成を語ろう」に参加してきました!!! いま、旧正月を利用して一時帰国しています。そこでこのイベントがある事を知り、参加しました。自称「ラーニング侍」であり、かつ今「グローバルの荒波の中…

言語とアイデンティティ〜マルチリンガルになるということ

今日あるシンガポーリアンと深く話す機会があり、やっぱりそうなんだなーと思ったのでメモしておきます。 私「シンガポーリアンって英語とマンダリンが話せる人が多いけど、どっちが母国語って認識なの?」シンガポーリアン(S)「私の場合は微妙。家族と話…

「リーダーシップの旅」を続ける

今年の自分のテーマのひとつが「リーダーシップ」です。数多あるリーダーシップの書籍の中で一番好きなものの一つが『リーダーシップの旅』です。私がいまさら紹介するまでもない名著ですが、未だに時々読み返します。今回改めて読み返してみて、私なりにこ…

正月番組から感じた違和感:メディアとコンテンツ

さてお正月も終わりましたが、ちょっとした雑記を・・。正月、久しぶりに実家でテレビを見ました。いわゆる「正月番組」というやつですが、見た印象は「正直あまりおもしろくない。」でした。よく言われるテレビ番組の質の劣化、オワコン化というのもあるの…

謹賀新年〜今年も様々な学びを

あけましておめでとうございます。去年は後半特に多忙にかまけて更新が滞った当ブログですが、多くのブロガーの年始の決意表明同様(笑)、今年は更新頻度を挙げられるよう頑張りたいと思います。 今回は年頭の雑感にて。●育てることと、育つこと 年末年始は…