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攻めと守り

昨日は、私より10個ほど年上の、タイで活躍する製造業の先輩経営者としっぽりと語り合う@アマタナコン。昨日は大渋滞だったようですが、しっぽり語ったおかげで結果的に渋滞に巻き込まれなくてよかったww

彼は20年ほどタイでビジネスされ、タイで巨大なオペレーションを築き、今はインドやシンガポールなどにもビジネスを拡大。アグレッシブな姿勢からは学ぶことがとても多い。

自分も今週はシンガポール・タイ・日本・インドのアジアの多国籍リーダーシップPJTとか、仕掛けているインド案件が順調に舞い込んできたりと、会社5年目にして、こういう仕事をしたいなーと思っていたアジアのクロスボーダーのプロジェクトができつつある。

メンバーも増えて、国籍を超えたチーム運営は相変わらずいろいろ大変ながらも(涙)、皆いっさい手を抜かず一生懸命に仕事をしてくれているし、誰一人欠けても今のチームはうまくいかない、そう信じられる組織。

その社長と共感したのは、経営者は「攻めと守りを同時に行う」べきということ。想定外のリスクで足元が崩れる恐怖から、守りに入りたくなる気持ちは、常にある。でもそれで攻めを忘れたら、誰かに後れを取って、将来の成長の果実はなくなる。

プライベートも、子供もまだ小さいし、しばらく家を空けて戻ってきて子供に抱き着かれたりすると、できれば家族のそばでゆったりしたいという思いもします。一方で社長がガンガン動き回らないと会社は成長しないので、ゆったりしてる暇なんて無い、という思いの間でも正直揺れまくる。

でも結局、僕らみたいな零細企業の武器は、「勇気」と「リスクテーク」しかない。そのためには、後を守ってくれるチームと家族を信じて、やっぱり攻めをおろそかにしてはいけない。

結局「守るか、攻めるか」の2社択一ではないという事だなと思います。「守りながら、攻める」プランをしっかり描いていかなくては、という大したことない結論なのですが汗、改めての気づきと決意として。