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良いキャリアを作るために持つべき4つの考え

今週末、Kinokuniyaでタイの皆さん向けにイベントをやります。

タイ人向けに出版したマンガ単行本のPRイベントではあるのですが、そこにはこんな思いを込めています。

それは「良いキャリアとは何か?」という事について。4つほどの考え方を紹介したい。

①「仕事そのもの」を目的にすること

本当の人生の満足感は、地位や名声、またおカネではもたらされない。人は本当に自分にとって「意味のある仕事」をすることで本当に幸福になれる。

「ikigai」という概念も流行っているが、本当に自分が愛せることは何か、本当に自分がパッションを感じられることは何か、を見つけることだ。お金や名声が大切ではないとは言わないが、それらを得ても人は結局満足しないことは、多くの学者や偉人によって証明されている。

②自己の成長を重視すること

やりたい仕事をやるためには、能力が高まらないといけない。その為には、特に若いうちは自己の成長を意識することだ。多くの機会を求め、挑戦を繰り返し、そこから学ぶことだ。コンフォートゾーンを出て、「苦しい」と感じる経験こそ意味がある。

金の卵と、それを生むガチョウのたとえ話がある。若いうちは卵を欲するのではなく、いずれ卵を産んでくれるガチョウを育てることだ。すなわち、それは自分の能力だ。20代、30代のうちに能力を高めておくと、それが市場価値となって後にお金を生むようになる。若いうちは焦らず、能力を高めるべきだ。

ちなみにその能力とは、必ずしも学位や資格といったものだけではない。本当に価値があるのは実務経験で、それはおカネを払っても手に入らない。一定の期間、真に努力した人だけがその経験を手にすることが出来る。

③人のせいにしないこと

ではどういう人が成長するのか。それは自責、つまり「人のせいにしない」人だ。周囲や組織の文句を言っている人は、いつまでたっても成長しない。

何故かと言うと、仕事は周囲との信頼関係で成り立っているからだ。周囲に不満を言っている人は、「一緒に働きたくない人」という風に思われて、人が離れて行ってしまう。その結果、重要な仕事も回ってこないし、チームワークがうまく行かないので良い仕事もできず、成長しない。それでも、自分が成長しないのは周囲に問題があるせいだと思っている。

自責で考える人は、自分の問題は自分で解決するしかないと思っている。仮に組織に問題があっても、それを解決するためには自分がどう動けばよいか?を考える。そういう人こそ、会社はリーダーに抜擢したいと考える。

④言葉だけではなく行動すること

では自責で考える人はどういう人か。それは「行動する」人だ。本当に成長する人というのは、だまって黙々と仕事をしている。

その人を判断したければ「言っていることよりもやっていることを見ろ」という言葉がある。言葉の多い人ほど行動が伴わないことが多い。一方で、ちゃんと行動していれば、それは必ず誰かが見ていて、引き揚げてくれる。そして多くのチャンスを手にする。


社会は「信用」で成り立っている。ある会社での信用を失ってしまうと、その評判は一生付きまとう。インターネットの時代になりそれは一層顕著になってしまった。だからこそ、目の前の人との関係性を大切にしないといけない。

若いうちから信用を積み重ね、そして能力を磨いていくことこそ、長期的に良いキャリアをもたらすと信じている。これは別に日本的なものなわけではなく、世界中のリーダーが同じことを言っている。