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リーダーシップに必要な「直感」と「わがままさ」

(FBポストからの転載です)

魅力的なビジョンを描けるリーダーにどうやったらなれるのか?をよく考えるわけですが、いろんな人を見ていると、2つくらい大事だと思ってます。

ひとつは「考えすぎない」こと。もっと言うと「バカになる」こと。
「論理」と「感情」が並列で語られることがあるけど、論理が生まれる前から感情は存在していた。すなわち、感情>論理である。人間も動物である以上、理屈で動くわけではない。消費行動も非合理的に起こるし、部下が上司についていくのも、感情や好き嫌いで決まる。

感情を捉えるには、自分の感情に素直になること。自分がワクワクしていれば、相手もワクワクしてくれる。ところが頭が良い人は、常に論理で考えようとするので、自分の心を感じることに鈍感になってしまう。また、感じたことを理屈で説明してしまう。ピュアに自分の感情に耳を傾けることが必要。ジョブズがStay Foolishと言ったのはそういうことだと思う。

もうひとつは「1人称で考える」こと。もっと言うと「わがままになる」こと。
ビジョンとは「映像」のこと。人は、自分が見たことのない景色を見たいと思う。まだ見たことのない山頂の景色を見てみたい。そのために山を登ろう、と行動を起こす。そうするとリーダーの仕事は、最初は「自分だけでその景色を見る」ことだ。妄想と言ってもいいかもしれない。自分だけが見えている景色がある。それを一緒に見ないか?というのがビジョンだ。キング牧師は、”I have a dream" と言ったが、”We have a dream"とは言わなかった。人々はキング牧師が夢見る社会を一緒に見てみたいと思ったのだ。

1人称でビジョンを描くことは意外と難しい。なぜなら最初は他人にはピンとこないからだ。「そんな山ってあるの?」と信じてもらえない。ビジネスでいえば、独善的なビジョンほど「突拍子もなくてうまくいきそうにない」と思われる。一方で、ついつい人に合わせてありふれたビジョンにしてしまうと、「その山に一緒に登りたい!」とわざわざ動いてくれる人は現れないだろう。「誰にも理解してもらえないかもしれないけど、自分はこれが絶対大事だと信じている」という類のビジョンを、自分の中で育てることが大事だ。自分が信じ続けてそのビジョンへの思いが深まれば、1点目のポイントに従い、仲間は惹かれていくはずだからだ。つまるところ大事なのは、「自分を信じる能力」だ。

今日は以上です。