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シンガポール系インターでの面談で感じたこと

さて8月からバンコクにあるシンガポール系インターに通っている3年生の長男ですが、年間3タームあるうちの最初のタームが終了しました。昨日は親子面談に行って、先生と色々と会話をしてきました。自分も社員に了解を取って、仕事を抜け出して行ってきました。

システムとしてはオンライン上で先生のスケジュールが15分スロットで公開されるので、それぞれに好きな先生とのアポを取って話しが出来るシステムです。うちはEnglish, Japanese, Thai, そしてMathの4科目の先生とのアポを取りました。こうした主要科目だけではなく、他にもScienceやMusicなどその他科目の先生のアポも取れるようです。面談はもちろん英語(一部Singlish)です。子供を同席させることも可能で、我が家は子供もあえて同席させることにしました。本人も交えてフィードバックが受けられた方が有益かなと思い。

面談の内容ですが、年末に1週間のテストウィークがあったので、そこで全ての科目にスコアがついているのでその結果を返されて、どこが出来ているとか、どこが苦手だとかのフィードバックをもらうのが主です。もちろん親からの質問もOKです。成績表は期末テストの点数を約半分として、残りは普段のミニテストや学習態度などをベースにA+からCまであるそうです。日本のように相対評価ではなく、絶対評価なので、Aを取っているからと言って上位何%なのか、というのはわかりません。平均点を聞けばだいたい想像がつきますが、平均は教えてくれる先生と教えてくれない先生がいました。

感想としては、6月まで通っていたアメリカ系のスクールよりも、やはり勉強には熱心で(テストが多い)、それだけでなく一人一人をかなり見て、フィードバックしてくれるなという印象。アメリカ系にも色々あると思いますが、以前長男が通っていたところはテストや宿題が少なく、態度評点だけだったので、先生からのフィードバックも抽象的になりがち。成績表も中心化傾向にあり、良いのか悪いのか判断が難しかったです。その点、ペーパーテストで出来不出来の差がつくというのは、生徒の状態を把握するという意味では良いなぁと思いました。

前回(以下リンク)、Mathのクラスレベルの問題で色々と奮闘してくれた先生とも話すことが出来ました。結果、テストの成績が良かったので彼女は早速学校に掛け合ってくれたとの事。タームごとにクラスの入れ替えがあるので、恐らく考慮されるのではないかという事でした。こうやってタイムリーに生徒のレベルにあった授業が用意されるのは理に適っていて有難いなと思いました。その先生はとてもよくうちの子を見てくれていたので、彼女から離れてしまうのは残念なのだけれど。

親が参加するイベントが多いので、恐らく日本の学校よりも親の負荷は高いのですが、学校と親の距離がとても近いのは子供の様子を知るうえで有難く思っています。幸い、成績も悪くなく勉強も楽しいようなので、このまま学んでいってほしいなと思っています。

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