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数十時間分の仕事が一気に進んだ瞬間

今週は東京からビジネスパートナーにタイに来ていただいて、あるサービスローンチ案件のMTGをしています。本案件は約1年前から温めてきて、半年前から本格始動。僕も毎月のように日本に帰って、色々なことをすり合わせしてきました。

今回はじめてそのチームにタイに来ていただいてうちのチームとMTGを持ったり、勉強会を開いてもらったりしたのだけど、色んなことが一気に進んだ感触があります。これまで数十時間分かけてきたミーティングと同じくらいの価値が、今日の1日だけにあったような気がします。今後のために、この手のコラボレーションを効率的にすすめるためのポイントをメモしておきます。

1)現場を見る
今回はとにかく顧客を回って話を一緒に聞く時間を過ごしています。今まで顧客ニーズは僕の口から何度も説明してきました。でも百聞は一見に如かず。ダイレクトにマーケットを見て、顧客に会ってもらう事のパワーは計り知れません。

2)一緒に固まりの時間を過ごす
例えば合計10時間でも、1時間を10回と、10時間を1回では、深まり方が違います。後者の方が関係性や思考の深まりが得られる気がします。以前、別のポストで一緒に出張することのチームビルディング効果を書きましたが、それと似たように感じます。

3)チームに混ぜてしまう
コラボレーションのきっかけは社長の僕ですが、実務に当たってはうちのチームと進めて行きます。ゆえに、メンバーと直接やり取りをしてもらうことで、その後の業務が進めやすくなるし、またメンバーのモチベーションにも好影響を与える気がします。

というわけで、クロスボーダーコラボレーションを今後もどんどん進めますが、色々と学びの深い案件となっています。一つのプロジェクトを立ち上げるのには2年はかかる、というのがこれまでの経験則ですが、少しでもスピードを上げられるように、この学びを生かしていきたいと思います。