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会社を辞めてちょうど3年

会社を辞めてちょうど3年が経ちました。そういえば1年前もブログを書きました。

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決して順風満帆では無いですが、お陰様でクライアントと社員だけには恵まれており、何とかやってこれています。お世話になっている皆さんには感謝以外ありません。1年前の自分と比較すると、多少は進歩したかもしれません。

3年間使っている「ノート」というのがありまして、色々と気になったことを普段書き留めています。その中に、「これは覚えておこう」という先輩経営者のアドバイスや、ブログ記事などでこれは大事だと思ったものをメモした、いわば「(自分的)金言集」みたいなものがあります。時々ノートを開いて見返すのですが、改めて、結構こういう言葉に自分は支えられてきたなー、と思うのでせっかくなので一部を紹介しておきます。

「常に周囲の人に誠実に接すること。そうすれば必ず仕事は入ってくる」

「社長が諦めるまで、会社はつぶれない」

「経営者が前を向いていれば、社員はついて来てくれる」

「社長が優秀なのは当たり前。社員が優秀かどうか、が成功するベンチャーを決める」

「簡単なことをやるなら、ベンチャーをやる意味はない」

「少しのことを疎かにすることから、信頼はほころび始める」

「自分にしかできないことを、少しずつ積み重ねて行けばよい」

「あなたが人を信じることが出来ないのは、自分を信じられていないからだ」

「元気は出るものではなく、出すもの」

他にもたくさんあるのですが、ここには書けないものもあるので、知りたい方は飲みに誘ってください(笑)

3年経ってようやく1人前になったかなと思えるスタッフが出てきたり、ひとつ、ふたつ、自信の持てるプロダクトがリリースできたり、いずれも結構時間がかかったな、という想いと、でもそれくらいの時間が必要だったな、という想いが両方あります。

改めて3年って短いなと思います。よく企業の駐在員が「3年」で結果を出せと言われるのですが、それって相当タフなアサインメントだなと思います。「駐在しても慣れた頃に終わってしまう」と仰る方が多いですが、異国で、短期で結果を出すのはなかなか大変なことです。頑張っている駐在の皆さまには改めてリスペクトです。

自分もよく「いつまでタイにいるのですか?」と聞かれますが、これまで「正直わかりません」と答えてきました。ビジネスがどうなるか全く見えなかったので。でも最近は「できるだけ長くいたいと思います」と答えたりするようになってきました。自分がやっていることは腰を据えて取り組むべきことだ、ということに肯定的になれています。それが今年一年間の大きな成長かもしれません。

引き続き頑張ります。どうぞよろしくお願いします。