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遠い親戚との往復書簡

最近あった面白いこと。
 突然、中国にいる60代の方からメールを頂く。遠い親戚にあたる方だということで、私の実家の法事でたまたま私がタイで事業をしていることを聞きつけて、ぜひ話してみたいと思った、とメールを下さったのだ。大手製造業にお勤めでインドネシアや中国に赴任をしてこられ、今は中国法人の社長を勤めているという。
 正直一度もあったことなく、しかも親子ほどの年の離れている方とのメールのやり取りというのも初めての経験なのでどうしようかな・・くらいに思っていたけど、その不安はすぐに払拭された。
 彼は私の文章や発信を隅から隅まで読んでくださって、メールのやり取りの中で沢山の疑問をぶつけてくださった。海外法人経営のあり方、現地人のマネジメント、日本的経営とは何か、日本人は海外でどうあるべきなのか・・・お互いの興味関心がほぼシンクロしていることはすぐにわかった。僕もそのやりとりを楽しむようになり、やがてメールは10通を超えた。しかも一つ一つが長文だ。
 彼は色々と質問をしてくださったが、明らかだったのは、彼よりも僕のほうが学ぶことが多いということだった。それも当然で、彼の言葉には数十年にわたって日本的経営を海外で実践して来られた重みがある。年齢の違いも相まって、一つ一つの言葉の深みが僕にとっては非常に貴重な発見に満ちていた。
 有難いことに、彼は私を応援したいと言ってくださる。その理由は「日本人の若い世代を応援したいこと」「興味や考えが近いこと」、そして「同郷であり血縁があること」だという。3つ目の理由を聞いてなんだかハッとした。この年になって新しい親戚が見つかることなんてなかなかない。そう考えると遠い異国にいらっしゃる、自分と考えの近いこの親戚の方に非常に興味がわいてきた。この出会いはもしかしてご先祖様に導かれてるのかも?とも思ったりもする。
 そこで今年中に彼を訪ねてみることに決めた。中国は僕のビジネスのテリトリー外なので、普通に過ごしていると出張することは無い。彼にとってのバンコクも同じ。そこで、わざわざそのために予定を組んで中国を訪れてみようと思う。会うべき人がいたら会いに行く、というのは人生において大事なことだと思っているので。おそらくまだ数か月は先になるけど、実現させてみたい。どんな出会いになるか楽しみだ。