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英語学習に対するスタンス

閑話休題。英語学習についてのつぶやき。自戒込めまくりです。

最近友人に刺激を受けて、英語学習のテンションが久々に上がってきている。やり方はというとNHK実践ビジネス英語のテキストの音読と、単語の暗記。このテキストは10代の頃から使っていてフィット感がある。あとはビジネスで使える単語集をコツコツ進める。結局こういう努力をしないことには英語力は伸びていかない。仕事で使ってるとか、普段部下と話すのは英語だから、とかは残念ながらあまり関係がない・・・。

個人的観察だけど、海外に来る日本人は意外と英語の勉強をしなくなる。それは「何とかなってしまう」から。日本にいる時のほうが海外勤務や出張に備えてむしろ頑張ってるのではと思うことも多い。でも実際に来ると意外となんとかなってしまうので、語学に対する努力を怠ってしまう傾向にある。非英語圏だと特に。もちろん、現地語を学ぶことのほうが大事な場合は英語は劣後させてOKなことも多いけど。

でも最近思うのは、実は「何とかなっている」のは幻想かもしれない、ということ。しらないうちに部下の気持ちが離れて退職されてしまうとか、なかなか現地でネットワークが広がらないとか、日本人が海外で抱える課題には少なからず「言語能力」が関係しているのではないかと思う。ちなみにここでいう言語能力とは、プロとしてパフォーマンスが出せるレベルの能力で、「用が足せる」レベルよりも高いレベル。(もちろん僕がそのレベルにあるかというと、まだありません)

ドラゴンボールで悟空が界王様の星の10倍重力のせいで「くそ・・こんだけしかジャンプできない」と嘆いたけど、日本人が海外で働くと似た状況になる。100の力が10になっては戦えない。少なくとも50、60くらい発揮できる必要があり、そのためにはTOEICでいうと1500点くらい必要では?と個人的には思う。

英語力は「今どれくらいできるか」よりも「進歩してるか」の方が大事。語学は積み重ねなので、少しでも「傾き」を作れるかどうかが勝負になってくる。例えば会議をしていて、前回会った時と違う言い回しを使う日本人に最近あったけど、こういう人は努力してるなーと思う。逆に、オフィシャルなプレゼンなのにパワフルな動詞を用意しないでDoとかMakeとかしか使おうとしない人は、多分努力してない可能性が高い。もちろんそれでも何とかなってしまうんだけど、相手をimpressする英語までなかなかいかず、じわじわと結果に差が出てくる。

昔、「人生は、目の前を美人が通りがかった時に声をかけるかどうかで決まる」と人から聞いたことがある。つまり現れたチャンスをいかにつかむかが人生だと。英語学習もこれに似てると思う。多くの単語が目の前を通り過ぎる。「一度出会った単語をいかに逃がさず捕まえるか」。出会った単語はまた必ずやってくるので、毎日の英語との接点にどれくらい真剣になれるか。そんなところが勝負だったりする。チャンスの神様同様、単語の神様にも多分前髪しかない。

と、そんなことを思いつつ、地道にやるのみです・・・。自分に向けて書いてみました、はい。