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起業、人材、アジア、などなど

決断について〜たくさん悩んで吹っ切れる

最近、大学生と触れ合うことも多いので、進路についての相談を頂くことが増えてきました。

進路の悩みは様々です。学生であれば「進学すべきか?就職すべきか?」「日本で就職すべきか?それとも海外?」「大手か?ベンチャーか?」などでみんな悩んでます。また社会人になっても、転職や起業、はたまた海外にチャレンジ、といった岐路に際し多くの人が悩みます。

そういう相談に対して、まだ僕は明確な答えは正直言って持ち合わせていません。また軽々しくアドバイスをするべきではないとも思っています。僕がしていることは、「これまで自分の場合はこうしてきた」という体験談の話と、あとはあり得るオプションのメリット、デメリットを具体的に説明することです。あとは「たくさん悩むこと」を進めます。

僕は、決断に当たっては「悩んだ末に吹っ切れる」ことが大切なのではないかと思っています。人生の選択は、正しいとも正しくないともいえるものが多いです。企業選びも、仕事する国を選ぶことも、その時々によって正解と思えることもそうでないこともあります。僕自身、過去の転職を後悔したこともありますし、転職してよかったと思うこともあります。海外移住もしましたが、今はいいと思えますが将来にわたっていいと思えるかはわかりません。結局、「答えそのもの」ではなく「答えの出し方」にしか意味はないのではと思います。悩んだ末に出した答えなら、少なくとも自分自身はその判断に納得できる可能性が高いと思います。悩むことを通じて自分の価値観、選択基準を磨き、その結果決断とのフィット感が出てくるのだと思います。

良くないのは、安易に人の勧めに乗ることです。「これからは起業だ!」「これからはアジアだ!」といった言葉を、自分なりに解釈してよく考えることです。起業が向く人もいればそうでない人もいます。10年後、本当にアジアが良いのかは誰にもわかりません。「悩みを抜けてすっきりしたい」のはわかります。でも自分の悩みは、人に頼らず、自分で悩んで晴らしたほうが強い自分が手に入ります。もちろん、人の話をたくさん聞いて選択肢の解像度を上げるのはとてもいいことです。それでも、できるだけたくさんの話を聞いて、そのうえで最後は自分で答えをつかみ取ることが大事です。

決断は終わりではなく始まりです。決断をしてようやくそこから、それを正解にしていく日々が始まります。たくさん悩んで、最後は自分で決めて、自信を持って一歩を踏み出すことが、そのあとの成功確率を高めるんじゃないかと思っています。