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今日は最終面接〜選考過程で仕事の進め方を見る


年内最終日の今日は、スタッフの最終面接が一本控えています。



弊社では面接のほかに、最終選考は「バーチャルインターン」と称して、「自分がこのスタートアップ会社に入ったらどんな戦略を考え、実行するか」という課題を出しています。経営してる僕も答えを持っていないので簡単な課題ではないわけですが(笑)、コンサルタントとしての力量を見るにはうってつけです。戦略思考やアイデア、そして資料の作り方やプレゼンテーションの力も一発でわかります。

これまでたくさんの人がこの課題に挑んでくれましたが、やはり一番差がつくのはどれだけそこに時間をかけられたか、です。たかが採用面接のプレゼンなので前日の夜にちゃちゃっと作ろう、という人もいれば、「いろいろ調べてきました」という感じが分かる人もいます。まぁでもたいていは適当なものを持ってきます。この課題に時間と思考を投入できないようでは、実際に入社した後のパフォーマンスも伺い知れるわけなので、そういう人は船に乗ってもらえません。・・・と、そういう選考をしてきたらこれまで1人しか取れなかったわけですが(笑)

今日会う候補者は、3日前に面接をして、「3日あれば十分」と言ってこの日のプレゼンをOKしてくれました。すると昨日の時点で「こういう内容で行こうと思ってるけどどうかな?」と前もって資料を送ってくれました。実はこれができるタイ人はほとんどいません。

で、「ちょっとずれてるな・・・」と思ったので、「僕がお願いしたのはこういうテーマ。伝わってますか?」と修正をお願いすると、「Jackが言いたいことはわかった。アジャストする。でも×××の部分は、僕のオリジナリティがある部分なので、修正はしないから直接説明してもいいか。これが僕のコンサルティングのスタイルなんだ」と、意思を出してくれる。こういう意志、こだわりはとてもGood。

さらに今朝になって、「Jack、昨日の夜に少し追加したいアイデアを思いついたので、資料を差し替えたい。送るから待ってて。」とさらに上乗せ提案。改善する姿勢、思考を投入し続ける姿勢。こういう姿勢もとてもOK。

・・・かくして提案を受けるまでに2往復くらいしているわけで、内容についてはともかく、こういう仕事の進め方をしてくれるというのは非常に〇だなぁ、と嬉しくなってしまいます。クライアントからの信頼を得てくれるのでは、と非常に期待します。もちろん総合評価で採用しますが、仲間になってくれるといいな、と期待してます。

タイで仕事をしていると、仕事の品質もそうですが、むしろ仕事の「進め方」(段取り、スケジューリング等)でストレスを感じる日本人経営者が多いようです。可能であれば事前にどういう仕事の進め方をする人なのかを見ておけるといいですね。