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起業、人材、アジア、などなど

「なぜ起業しようと思ったのか?」について

このブログでちゃんと報告していませんでしたが、8月からAsian Identity Co.Ltd.という新会社のCEOとしてタイ・バンコクで活動を始めています。東南アジアの人々が「Identity」(自分らしさ)を見出し、それを生かした企業経営ができるような組織・人事コンサルティングをしていきます。このブログは学んだことや考えたことの発信が中心なので、あまりビジネスのことは書かないつもりですが、起業のプロセスで感じていることなどについては、僕自身の学びの整理になるので書いてみたいと思います。


今日は、「なぜ起業しようと思ったの?」という質問をたくさん頂くので、以下に3点ほどまとめておきます。


1.グローバル組織って何だろう?という想い

ここ2年ほど東南アジアで組織・人事コンサルティングをしているわけですが、僕が起業した最も大きな理由は、海外での理想的な組織の状態ってどんななのかが、結局まだわかってないという点です。もちろん成功事例はたくさんありますし、それを調べたり勉強することはできます。でも調べれば調べるほど、それらを集めてドヤ顔でコンサルするのは何か違う、という想いが募ります。もちろん自分なりの仮説はたくさん作ってきました。だから自分でやって確かめたいというのが正直な気持ちです。幸い、優秀なタイ人スタッフとともに良いチームを作ってスタートできました。自分で良いチームを作りながら、お客さんと一緒に悩み、良い組織づくりを支援していきたいと思います。僕の持論ですが、コンサルタントとは「何かを知っていて教えられる人」では無く、「未知の課題に顧客と一緒に取り組んでいける人」だと思うのです。


2.30代子持ちのキャリアの在り方への想い

もう一つは、30代子持ちで保守化しがちな自分にチャレンジしたかったという点です。海外起業家は20代か、独身の比率が高い気がします。または、子育てを終えた世代です。(もちろん家族持ちもたくさんいますが、比率の問題です。)確かに子育て中はお金も時間もかかりますので身動きは取りづらくなります。でもキャリアの最も油が乗る時期に保守化するのは、勿体ないなぁという想いがありました。そして実際にやってみたら意外とそうでもないよ、という世界が広がっているんじゃないか、とも思っていました。というわけで始めてみることにしました。この仮説検証もこれからですが、少なくともタイを選んだことにより時間的・金銭的にはラクな起業になっている気がします。


3.世界で勝負する日本人の一人でありたいという想い

もう一つは、海外に出てみて、世界と関わる日本人の一人でありたい、という気持ちが強まったことです。やはり日本は素晴らしい。人も文化も技術も。ただしビジネスで負け始めている一面もあります。日本人の弱点は、英語ができない、リーダーシップが弱い。一部にそういうイメージを持たれているのが事実です。(もちろんそれ以上に強みや良さも認識されていますが。)ただそろそろ、そういう弱みのイメージを変える時期に来ていると思います。僭越ながら、自分がリーダーとして存在感を発揮し、日本人代表の一人として貢献できることをやってみたいという想いで始めています。


以上が、「どうして起業しようと思ったの?」ということに対する問いです。

あと「どうやって起業にこぎつけたのか?」もよく聞かれます。個人的には「勝算を見出す」「周囲の理解を得る」「勇気を出す」の3つが大事だと思っています。個人的にはこの3つをどう実現するかの方法論はかなり思考し整理しましたが、まだ何も成し遂げていないので、もう少し語れるようになったらまとめたいと思います。今日は以上です。