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経営者の仕事は若者に元気いっぱいやらせること。本田宗一郎動画

ふと見つけた本田宗一郎の動画を見てみた。

今なお信奉者の多い本田宗一郎氏の魅力が感じられる、たいへん貴重な10分の動画。こうして彼の考えに改めて触れると、数々のイノベーションを起こしたホンダの真髄は、「若者に思いっきりやらせる」と言う事に集約されている、と感じる。

バイクや自動車をつくるためには、そうはいっても熟練者も必要だろうし、年長者になると口を出したくなるもの。それを一切否定する、彼の潔さ。彼自身は40代の社長に後を任せて、さっさと身を引いた。こんな社長はなかなかいない。

孫社長も柳井社長もイノベーティブだけど、シニア世代になってもなお自分が現役でけん引している。彼ら自身の精神が若いというのはもちろんあるが、偉大な経営者ほど自分が経営しつづけなければいけない状態を脱するのは難しい。

やはりこの本田という人物は出色の人物だったと改めて思う。

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「なんといっても若い人が元気いっぱいでやらないとね」

「近代の日本の発展を考えてみると、日本人を一生けん命にさせたのは、上の人の小言が無かったから。マッカーサーが上の人を全部パージして、財閥も解体した。誰も文句を言う人がいなくなった。だから自分が思う事を精いっぱいやれた。命令されて仕事をしたんじゃないということ。これが高度経済成長をささえた。そろそろ僕ら見たいな指導者が早く辞めないと」

「若さと言うのは色々なことを解決する基本。失敗も多いですが、失敗の無いところに成功は無い」

「組織の邪魔になる年齢になったら早くやめてやること。全部の企業にそうしろとは言わないが、その方が若い人が励みが出るんじゃないか」

「人生というのは、離陸に始まって、着陸に終わる。テイクオフは、華々しく、見送りにも来てくれる。ところだどんなに飛行中立派なパイロットでも、着陸が悪かったらおしまい。何十人何百人と言う人を殺してしまう。私は着陸だけは名パイロットと言われるようにしたい」