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起業、人材、アジア、などなど

孤独について

孤独について。

今日もクライアントアポを除いてはホテルで一人黙々とPCに向かう時間を過ごした。いまはまだオフィスもなければチームもないので、基本的には一人で仕事をしている。

この孤独という時間は、ある面寂しいものであり、一方で自分の人生にとって大切なものでもある。

振り返ると社会人人生の中では、かなり孤独な時間が長かった。

新卒のメーカーでは2年目で、神奈川県で直行直帰の営業スタイルを2年間やることになった。上司と合うのは週に一度、会議のときだけ。あとは一人、自宅で黙々と仕事をする生活。最初はさびしくて死にそうだったが、徐々に現地で友達も増え、慣れてしまった。仲間はその場所で作ればいいんだ、ということを教わった最初の孤独。

その後結婚したものの、単身赴任で2回家族と離れた。1回目は名古屋、2回目はシンガポール。いずれも小さな子供と離れての生活で家族にはとても苦労をかけたが、一方では凄く充実していた。普段家族と離れていればこそ、時々会う家族との時間を充実させることができる。時間は長さじゃなくて濃さなんだ、ということを改めて教えてくれた2度目の孤独。

孤独な時間というのは、人間の成長にとって必要なものだと思う。僕にとっては2つの意味がある。

ひとつは、甘えを断ち切るということ。

元来さみしがり屋なので、ついつい仲間に「いや今すげぇ大変でサァ」とか言ってしまいがちなのだけど、そんなことを言っても誰も代わりに困難を乗り越えてくれはしない。助けを求めてもいいが、甘え過ぎてもダメだ。僕はサラリーマンなのでわからないが、経営者というのは常に孤独を感じながら戦っているものだろう。誰も答えを持っていない問いに、最後は一人で答えを出さなくてはならない。そういう甘えの通じない世界で勝負するためには、孤独に打ち勝つことが必要だ。

もう一つは、内省の機会

一人でいると、嫌でも考え事をする。そこから得られるものは、時に人との会話から得るものよりも価値がある。人との会話は、新しいアイデアを得るためのもの。一人で行う内省は、それを熟成させるもの。それが私の持論。過去を振り返ってみると、一人でいる時間が自分の考えを深め、整理し、結晶化することを助けてくれた。そういう意味では自分の軸磨き、ひいてはリーダーシップを育てるためにも、孤独は大切な要素なのではないか。

ということで、孤独になるのも時には良いですよ、というお話でした。