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子供の学芸会をビデオに取るべきか?イマココを大切に

先日、いわゆる子供の学芸会的なものに参加してきました。

シンガポールの幼稚園らしく、英語の歌なんかもあり楽しめたのですが、パパ連中はビデオ片手に必死で撮影、というのがお決まりの風景。こだわる人は三脚まで用意して。私もご多分にもれず、わが子の雄姿をビデオに延々収め続けたわけなんですが。

後から思うと、子供の様子や表情がどうだったとか、子供の成長を見て感無量だったとか、そういう感情が残ってないんですよね。当たり前ですが、ファインダー越しに見ていては、目の前の子どもの様子を感じることはできないわけです。だからと言って撮ったビデオを後から見てもその感動は伝わってこないし、さらに言うとこういうビデオってほとんど見なかったりする。だったら一度しかないその瞬間を目に焼き付けておいた方が良かったかもなぁ、なんて思うわけです。

大好きなアーチストのライブに行ったら、撮影なんかしてないで、その一瞬一瞬を味わいたい、と思いますよね。学芸会もいわばライブなわけでそれと同じです。また、他人の結婚式を後からビデオで見ても感動しませんよね。体験してこそ価値があるわけです。そもそも人生はライブなわけで、すべては「イマココ」にしかないのですが、「録画していろんな人に広める」とか「翻訳して外国にも広める」とかそういう二次的な伝達は、それ自体ももちろん価値はありますが、「イマココ」に比べると再現率は相当落ちます。

私はワークショップとか研修とか、「場」という「イマココづくり」をしているわけですが、やはり「イマココ」を大事にしないと本当の価値は伝わらないと感じますね。とりわけ海外だと物理的・言語的距離が発生しますから、「イマココづくり」の難易度が上がるわけなんですが、極力そこにこだわっていきたいなと改めて思ったりします。そんなことを感じる休日のイベントでした。