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言語より非言語ってのはグローバル文脈ではそもそも当たり前なのかも

あるシンガポーリアンに、「日本人ってのは本当に文字でいっぱいの資料作るよね〜!!」と言われて以来、極力文字を減らすようにしている。

文字で一杯のパワポを5枚書くより、たった1枚の写真を見せた方がメッセージが伝わることは沢山ある。自分の場合、英語での表現力が日本語に劣るからそうする、というのはもちろんあるのだけど、それ以上に、一般的に言って「言語」よりも「視覚などの非言語」のほうが圧倒的にメッセージが伝わる。

もしかしたら僕らは「言語」に頼りすぎなのかもしれない、と異文化・異言語コミュニケーションをしていてより感じるようになった。そもそも、ほとんどの国は異文化・異言語ととなり合わせた中で文明を発展させてきたことを考えると、日本という国は世界でも稀有な「言語依存」の国なのでは?と思ったりもする。

日本の経営者のスピーチと、ジョブズやTEDのプレゼンの違いを述べるまでもなく、同じ「伝える」という目的の中で行われている行為、そしてその効果はとてつもなく異なっている。欧米のビジネススクールやワークショップでは映像や視覚効果が使われることが多いのも、異文化・異言語の人が集まる中でメッセージ伝達をする上では、当然の事なんだろう。

僕も、自分の想いをどう伝えるか。もしかしたら、英単語を1つ1つ覚えるよりも、ギターでも持って行って一曲歌うくらいの方が想いが伝わるのかもしれないなぁ〜、なんて。