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グローバル人材に必要なたったひとつの英語スキル

最近よく「英語ってどうやったらできるようになる?」とよく聞かれるので考えをまとめてみます。僕も別に「英語ができる」とは思いませんが、なんとか海外で仕事をしている状態ではあるので、お伝えできることは何かしらあるかと思い書きます。

若干大げさなタイトルをつけてしまいました(笑)が、もちろん英語力向上には色んなスキルが必要です。リスニング、スピーキング、文法、語彙。すべてが必要ですが、敢えて一般的な日本人が英語の上達を目指すうえでフォーカスすべきものを挙げるとすれば、それは「発音」ではないでしょうか。以下に、日本人にとって発音が大事な理由を説明してみます。



■発音ができないと相手に話が伝わらない
昔英語を勉強していて、「オーストラリアでタクシーに乗っていて”パース”と発音していては、絶対に”Perth”にはたどり着きません。」という話を聞いたことがあります。かように日本人が思っている以上に発音の使い分けはクリティカルにコミュニケーションの成果に違いをもたらします。

ビジネスの実戦で使おうと思うと、話せない事には自分の価値を認識してもらえません。日本人はリスニングの訓練をよくしますが、極端な話、リスニングができなくても自分の会社と自分の商品の価値が相手に伝わればモノは買ってもらえる可能性がありますが、その逆は難しいでしょう。とにかく「話す」が基本です。

私の仕事のドメインである「learning」も、「ラーニング」と発音していては、「がくしゅう」を「がくしょう」と発音しているくらいの違和感を相手に残します。違和感で済めばいいですが、こういった間違い、特に母音の間違いで意味が伝わらないことは少なくありません。

■スピーキングはリスニングの基礎になる
「発音できる音声は、聞き取れる」と言われます。例えば日本語の「あ」に当たる英語の音は下記の通りいくつかありますが、これらの発音が出来るようになると、聞きとりも徐々に出来るようになります。

・study の「あ」(日本語の”あ”に近い)
appleの「あ」(”ぇあ”って感じ)
・hotの「あ」(のどの奥から”あ”)
・successの「あ」(口をとじぎみに”あ”←”う”に近い)

■日本人はスピーキングの練習が不足している
よく言うように、日本人は英語がある程度できます。基礎的な語彙力と文法力は持っています。また熱心な人は社会人になってからもリスニングを鍛えたりしています。一方で不足しているのがスピーキングの練習です。スピーキングといっても、GABAなどで話す「会話の練習」と、ここで言っている「正しい発音で話す」事とはやや違います。気のきいた先生なら発音も直してくれますが、学ぶ側が発音の基本的な概念を理解していないと学習が蓄積されていきません。


さて、というわけでお勧めのアクションは以下です。

1.まず基本的な発音記号をざっと勉強しましょう

以下のようなサイトが便利です
発音記号の読み方

2.自分の発音に対してフィードバックをもらいましょう

→これが結構大事です。僕も先日ネイティブにFBをもらったら「thがあいまいで意味が伝わりづらいね」とはっきり言われました。こういうのは自分では絶対に気付きません。相手はできればネイティブが良いですが、英語の発音がきれいな日本人でも良いでしょう。

3.シャドーイングを重ねましょう

発音の強化にはシャドーイングが一番です。シャドーイングとは音声テキストを聞きながら同じように声を発する事。とにかく真似をすることです。「学ぶは、真似ぶ」といいますがこれは語学でも同じです。また、シャドーイングの効果は上記「1」の音声の種類の違いへの理解があるとグッと高まります。


という事で、英語上達のポイントを敢えて取り上げるとしたら「発音」だと思いますというお話でした。


追伸:最近、個人的にお勧めの英語教材のまとめをNAVERで作りましたのでご参考までに。
国内で英語力を挙げるためのオススメ英語教材まとめ