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起業、人材、アジア、などなど

人を信じるとはどういうことか

会社を始めて少ししたころ、3年くらい前の話です。あるワークショップをやっていて、とても苦戦する展開になりました。内容は「日本人に、タイ人のマネジメントの仕方を教える」というものでした。基本的には僕のスタンスは、「郷に入っては郷に従え。ここは…

日本は衰退するから、これからはASEANだ!への違和感

最近、よく日本からの学生さんが訪ねてくれます。そういう人と会うのはとても楽しく、一つ一つの出会いに感謝するばかりです。「なぜ東南アジアに興味を持ったの?」と聞くと、多くの人が言うのが「日本はこれから人口も減って衰退していく国なので、これか…

自分の得意なことは?自分にエネルギーをくれることは?

今年最後の日本出張でした。今回も色んな気づきがありました。ある人との会話で「自分の得意なこととそうじゃないことってあるよね」という話に。研修とかコンサルを扱う我々の仕事って3つくらいのレイヤーに分かれると思うのですが、僕は時々映画に例えたり…

リーダーシップとはコミットであり、狂気である。

最近思う事ですが、成長企業や成功しているプロジェクトを見ていると、そのリーダーに共通していることは「狂気」ともいえるコミットをしている、ということです。ある会社の社長は、「面談を通じてタイ人部下とのコミュニケーションを増やす」というプロジ…

インターの先生とのやりとり

金曜日に息子の学校(3年生)の面談に行ってきましたが、ちょっとやりとりが面白かった。うちのインターでは基本小学校から科目ごとに先生が違うので、各クラスの様子は各クラスの先生に聞かねばならず、専用アプリで各先生からいつも連絡が来る形式。どうい…

マンガ Su Su Pim! へのコメントを頂きました

先日ローンチしたタイ語マンガSu Su Pim! ですが、タイの書評サイトに素敵なコメントを頂きました。日本語訳を紹介しておきます。 こうやってタイの方に読まれていくのは本当に感慨深いです~☆*** SusuPim、読了しました。上司として、また事業主として、…

良いキャリアを作るために持つべき4つの考え

今週末、Kinokuniyaでタイの皆さん向けにイベントをやります。タイ人向けに出版したマンガ単行本のPRイベントではあるのですが、そこにはこんな思いを込めています。それは「良いキャリアとは何か?」という事について。4つほどの考え方を紹介したい。①「仕…

「最近の日本ってどう見える?」とフィードバックをもらってみた

先日ヤンゴンでシンガポール人とタイ人と飲みながらいろいろ話す中で、「君たちの目からは最近の日本ってどう見えてるの?」と聞いてみた。ちなみに二人とも独立してコンサルタントやファシリテータ―とかをやっているので、恐らくまぁまぁ富裕層。以下がその…

社長は社員に好かれるべきなのか?

答えは「Yes」でもあり「No」でもある。経営者というのは投資家の期待に応えるため、ビジョン実現のために仕事をするべきだ。そういう意味では社員に好かれるのはプロセスに過ぎない。自分がこれまで見てきた経営者というのはほぼ例外なく社員から文句を言わ…

スタッフのパフォーマンスが上がらないのは誰のせいなのか

経営者の仲間と話すと、必ず悩み相談になります。それも大抵は人の話です。事業戦略は自分が頑張れば描けますが、実行段階になると人・組織がついてこないとうまく行きません。しかるに、人の問題で悩んでいない経営者はいないのではないでしょうか。ある友…

リクルートのDNA(4)最終回

人材輩出企業で知られるリクルートの文化の根っこは、当然ながら江副さんの思想によるところが大きい。そして、改めて本書を読むと、江副さんは商売の天才でありながら、決してリーダーとしてはカリスマではなく、それ故に周りの人が生かされ育ってきたよう…

リクルートのDNA(3)

リクルートの創業期の話。まだまだ創業期であるわが社にも通じるものがあり、参考になるとともに身が引き締まる。10年前に読んだ時とは全く異なる部分が響いてくるのが面白い。 事務所は、教育学部の先輩の森稔さんが学生時代に建てた、南佐久間町にある最初…

リクルートのDNA(2)

久々に読み返している書籍「リクルートのDNA」には江副氏と親交のあったさまざまな経営者とのエピソードが出てきてこれが面白い。 豊田英二さんが社長時代、私は二度お目にかかっている。「新車を出すとき、ぼくは発売一号車の前のゼロ号車に乗って通勤する…

リクルートのDNA(1)

引越しに向けて荷物を整理していたら、書籍「リクルートのDNA」が出てきました。2007年の出版の時に確か読んだので、10年ぶりに手に取りました。その中で「成功する起業家の二十か条」というのがあったので、いくつかピックアップしておきます。 二. 人がつ…

自分が人生で感じた奇跡の組織体験(2)

前回の続き。大学を出て7年くらい経ったあたりですが、再び組織の奇跡的なハーモニーを感じられた体験がありました。当時の僕は10人くらいのチームに属していて、営業のややお兄さん的なポジションとして若手の面倒を見つつ、部署の目標達成に奮闘していまし…

自分が人生で感じた奇跡の組織体験(1)

「組織人事」というものを専門とするようになったのは2005年からですので、通算で13年ほどこの業界で仕事をしています。今日は自分はそうした分野に興味を持つようになった、原点っぽい体験を書いてみます。大学の時、音楽サークルでの体験です。当時僕はク…

自分をメチャメチャ叱ってくれた人のことは一生忘れない件

自分のキャリアを思い起こすと、あれが転機になったなー、と思える一つの出来事があります。20代後半くらいに、当時の上司(正確に言うと、上司の上司くらいの偉い方)にめちゃめちゃ怒られた経験です。辛い出来事でしたが、でもそれがあったことで前に進む…

「あなたはNew Japaneseですね」と言われた日から世界が変わった件

昨日は懐かしい友人と数年ぶりにバンコクで再会。外資系でマネジャーとして働く彼は、アメリカ赴任なども経てすごく充実したキャリアを送っているように見えた。話しているうちに、ふと自分がシンガポールに居た時の話になった。当時僕はシンガポールの事業…

数十時間分の仕事が一気に進んだ瞬間

今週は東京からビジネスパートナーにタイに来ていただいて、あるサービスローンチ案件のMTGをしています。本案件は約1年前から温めてきて、半年前から本格始動。僕も毎月のように日本に帰って、色々なことをすり合わせしてきました。今回はじめてそのチーム…

薬を使って病気を治すことへの考え方の違い

週末体調をがっつり崩しまして、たぶん胃腸風邪だと思うのですが、寝込んでおりました。妻の弟夫妻がタイに来ていたので、せめて食事くらいはご一緒したく、薬を使って何とか熱を押さえてアテンドしました。 熱が出た時に、タイはじめアジア諸国で最もポピュ…

会社を辞めていく社員を愛し続けることが出来るか

先日スタッフと話していて、「フラットに見てうちの会社は若い人が多いから、みんな3年くらいの周期で辞めていく可能性はあると思うよ」という事を言っている人が居ました。少し寂しい気もしますが、優秀な人がキャリアを積んでいく上で、他の場所に行って異…

普段とは違う立場を経験することによる気付きのインパクトは非常に大きい件

今度、社内で一日のオフサイトミーティングを実施する予定で準備をしています。普段はそういうものを企画して顧客に提供する側なのですが、今回はあえて外部のファシリテーターに課題をヒアリングしてもらい、セッションをデザイン、進行してもらうことにし…

世の中は繋がっているので、信用を失ったツケはどこかで回ってくるという話

採用面接で、あるキャンディデートが一見良い感じだけど、どうも態度が気になるなーと思って、たまたまつながりがあるその彼の前職関連に問い合わせたら、残念ながら素行があまり良くなかったことがわかり、採用を見送ることにした、という話。今の時代、自…

マネジャーの仕事は「いなくなる」こと。

先日、バンコクで「生産性」についての勉強会をしていて、海外で働く日本人マネジャーはとにかく忙しいという話になりました。海外日本人マネジャーは「兼務地獄」だと言われます。一つは横の兼務。経理の経験しかないのに、海外拠点は人が居ないので人事・…

一生学び続ける姿勢は杉田敏さんから学んだ

「人生で影響を受けた人を10人挙げなさい」と言われたら、杉田敏さんの名前は必ず入れたいと思います。NHK実践ビジネス英語の講師として長年ご活躍され、今もまだご健在で講座を担当されており、長年のファンも多いと思います。自分が彼の講座を聞き始めたの…

通訳を付けて講演をするとどうなるか

昨日、日本からお招きしたゲストにタイ語通訳を付けてセミナーをやって頂きました。通訳を付けてやるというのは普通慣れていないことなので、少し大変そうでした。講師の方は普段豊富なネタと軽妙なトークで面白い方なのですが、昨日はそれを減らして、要点…

次の世代のことが思える人間に

若いころは思いもしませんでしたが、人生というのはある意味で恐怖との戦いでもあるなと思います。人間、少しずつ人生の年輪を重ねるにつれ、少しずつ「終わり」というものを意識するようになります。30代の自分が何言ってんねんと諸先輩方から怒られそうで…

タスクを片付けるときに意識したい4つのこと

土日のどっちかはだいたい溜まったタスクをやっつける日に当てることが最近多く、満載になったタスクリストを片っ端から片づけます。とはいえ一日中ずっと集中して居られるわけもなく、下手すると関係ないネットサーフィンをして今うこともしばしば・・・(皆…

将棋は野蛮なゲームなのか?

テレビを見ていたら、将棋AIの開発で高名なグリムベルゲン教授という方が、昨今のAIの発展いかに将棋の技の発展に貢献しているかを語っていて面白かった。曰く、昔は悪手とされていた指し手でも、将棋AIは遠慮せずにどんどん指す。人間のプロ棋士からすると…

言っているようにはならないが、やっているようにはなる

最近研修の仕事が多くて、昨日はタイ・アユタヤの某社の工場で、今日はバンコク市内のオフィスで、それぞれ研修をしています。 テーマは様々で、マネジメントや、リーダーシップ、人事制度、といった領域です。タイなので基本的にはタイ人が対象で、弊社チー…